「みちしるべ」ができるまで。その想い2。
前回に引き続き、私たち夫婦が、なぜ「さかぽん先生のみちしるべ」を
・カウンセリング
・家庭教師
・塾
の3本柱で始めたのか、について
少しずつ紹介していこうと思います。
私たちは、「学校の勉強ができるって、どれほど重要なんやろう?」という思いを持っていました。
これは、
「学校の勉強なんてできなくて良い。」
ということとは、全く違うんです!
そりゃ、できるにこしたことはないです!
私(かな先生)は小学生の時から学校の勉強が苦手でしたから、
できる人のことを羨ましく思っていたし、今でも思うし、特に理系が得意な人のことは尊敬します。
ただ、学校の勉強ができるというのは、
運動が得意、
絵を描くのが得意、
おしゃべりが得意、
小さい子と遊ぶのが得意。
そういうのと同じように考えられたらいいのに、と思います。
大人になってから、社会に出てから、自分のスキルとして人のお役に立つために使える能力。
勉強でも、運動でも、お絵かきでも、その人が活躍できる場所で、その人がその能力を発揮できることが大切なのではないかと思います。
それはやりがいであり、生きがいであり、楽しいことであり、人生豊かに過ごせることであり、幸せにつながることではないでしょうか。
そのために必要なのは、
自分で考えて、行動できる力を持つこと。
毎日勉強したり、運動したり、遊んだりしていることすべてがその力を育てることにつながるのです。
夫婦で作った「さかぽん先生の寺子屋」という塾では、
もちろん勉強ができるようになるためにできることを教えていましたが、子どもたちには常に
人生で大切なことは勉強ができることだけではない
ということも伝えてきたつもりです。
では、なぜ私たちがまた「さかぽん先生のみちしるべ」で家庭教師、塾をするのか?
結局勉強やんってなりますね。
それは、
私たちが勉強を教えることが得意で、
勉強を通して様々なことを伝えることが得意だからです。
私においては、
勉強をはじめ、いろいろなことができなくてコンプレックスの塊だった過去があります。
それが今、自他共に認める、かなり自己肯定感の高い人間になっているのですが、
その経験をしてきた意味がここにあると思っています。
自信がなくて、人の目ばかり気にして、毎日何かしんどいことがある。
しんどいこと探しをして、どうやって逃げようかというかということばかり考えてきた私だからこそ、同じような思いの子どもたちのことがものすごくわかります。
そして、そういう思いがなくなった時の素晴らしさもよくわかります。
私は同じような子どもたち、大人たちを勇気づけるため、役に立つ何かをするために
これまでの経験があるのだと思っています。
学校のテストでいい点数を取るための勉強も大事。
勉強する方法を身につけることも大事。
ただ勉強が好きだから勉強することも大事。
なんのために勉強するのかわからないけれど勉強することも大事なんです。
そんなことばかり考えている私たちです。
そんな私たちが
考えて考えて、
「さかぽん先生のみちしるべ」
始めました。
〜続く〜