さかぽん先生のみちしるべより

さかぽん先生のみちしるべは、不登校で悩んだら最初に相談するところです。少しでも皆さんのお役に立つようなことを発信していきます。

不登校の始まり「半々期」

不登校は、学校へ行ったり行かなかったりする「半々期」から始まります。

 

子どもから
「休みたい。」
「行きたくない。」
という言葉を初めて聞いてドキッとして、心がザワザワする。
そんな瞬間がたびたび訪れます。
親としては毎日子どもの発言に心と身体を振り回される、とても辛い時期です。

 

子どもは、言葉で「学校に行きたくない。」と言える場合もあれば、
さまざまなストレスで、こんな症状に現れることもあります。

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不登校経験者が、よくこのように例えてくれます。


不登校ってガス欠の車みたいなんす。
いくらアクセルを踏み込んでも動かない。」


とてもわかりやすいと思いました。
ガス欠なのに、アクセルを踏み続けたら、車そのものが壊れてしまいます。
アクセルを踏まずに休ませてあげれば車はそれ以上は壊れません。
そしてうまく修理できればまた動き出します。

 

「半々期」の子どもは、「休む」「休まない」
を朝起きた時から、または前日の夕方から考えています。
毎日毎日。
辛いです。


子どもは本当は、学校に行きたいと思っていることが多いのですが、
休むことが必要なことも分かっています。
どちらも心の奥深いところの話です。


親はこの時期は「学校に行ってほしい」と思っていることがほとんどなので、そことの葛藤もあります。

 

こうして、学校を休むことが増えてきて、家にいる時間が増えてきて、
「葛藤期」へとつながるのです。

 

不登校の子どもの状態は、いくつかの段階があります。

 

次回はその状態の段階についてお伝えします。

 

今が成長する時期だと信じてください。

選べる未来はたくさんあります。